スマブラSP オンライン環境の置き技と飛び道具が強い理由
オンラインで強い行動の言語化が目的
ツイッターとかで、「一生同じ技降ってるだけやん」とか「崖待ちあったまるわぁ」みたいなことがよくつぶやかれてるのよね。
でもこれらの行動が何でオンラインで強くなってるかとかを言語化している記事があんまり見当たらなかったから自分でも確認のために記事にしておいたよ。参考になるかは知らんけどね。
「一生同じ技降ってるだけやん」について
まぁ気持ちはすごく分かるしこれで展開を取られるとイライラする。代表的でわかりやすい例がドンキーコングの空後とかが一番わかりやすいと思う。連射が出来て判定が強い技を一生擦るとオンラインで強い。でもそれはなぜかということを書いてある記事ってあるか?って思って簡単に書く。
まずこのドンキーの空後は何なのかというと置き技に当たる。この置き技は全てのキャラでできる行動で大体のキャラで空後は置き技に適している場合が多い。じゃあなんでこの置き技が強いのかというと、置き技を狩るためにはさし返す必要がある。でもこの差し返しは相手の動きをある程度予測して間合い管理をしつつ技を当てる必要があるんやね。だからオンラインではさし返しが失敗する可能性が高まっているというとこがこの置きを強くしてる原因なんやな。次は極端な例を書いて分かりやすくしていくで。
負けてしまう例
ドンキーコングが空後ろを振り回している
↓
着地隙を狩ろうとダッシュガードで近づく
↓
ステップに当たって空後にあたるorそもそも読みに負けて掴まれてしまう。
読み負けた場合は仕方ない(でも今回のケースはそもそも読み合いに付き合っちゃだめだけど)が、今回のケースだと失敗で火力を取られるケースが発生してしまってるからキャラによってはリターン負けしやすい。置き技を狩りやすい技がないキャラなら付き合わない方がいいという結論になるやろな。
飛び道具と置き技の関係
じゃあこの置き技だけしてりゃ勝てるやんと思った人。確かにそう。差し合いが苦手な人相手であれば技を置き続けるのが正解になる。だけど世の中そんなに甘くなくて置き技には天敵がいて飛び道具がある。飛び道具は置き技を一方的に安全に潰せる。それはなぜかというと上のドンキーの例では失敗する可能性があったが、飛び道具は失敗したとしてもこちらはダメージを受けないから何の問題もない。置き技ずっと振ってるやつがいたら遠くから飛び道具を打てばいいだけや。これがまたオンラインで飛び道具が強い理由の一つなんだろうね。純粋に飛び道具をガードできる距離が遠いから強いのもあるけど、オンラインで強い置き行動をつぶせるからなんやね。この考えを書いてる人は見たことないからなんか文句あればかかってこい。
飛び道具と崖待ち
よく見かけるのが強い飛び道具を持っているキャラが崖端で待機している姿。これは反射とかを持っていないキャラ相手に飛び道具を撃って近づいてくるところを迎撃か逆に回避や掴みを通してラインを入れ替えるというのを続ける立ち回り。まぁ飛び道具キャラならではの戦い方で俺は嫌いじゃないけど、ここでもまたさし返しがオンラインで弱くなってるところが影響している。これについても具体例で書いていきたいと思う。
負けてしまう例
サムスが崖でチャージショットを溜めている。
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反射や飛び道具がなければDAかジャンプで近づくしかない
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ジャンプには空前、DAやダッシュガードには掴み置きでライン交換。
↓
以下ループ
ここで勝ちにくいのは上のような読み合いをしてしまっているから。本来であれば、崖端にサムスがいる状態で空前やDA、掴みを振らせてそこを攻撃するというステップが必要。でもオンラインだとこれが失敗する可能性が高まる。だからこの崖待ちという自分でラインを放棄して戦う立ち回りが成立している。あとは置きだけで勝ってきた人間を飛び道具という相性の良さで消せるのもオンラインで勝ちやすい要因だと思う。
まとめとおまけ
まとめると、オンラインで勝ちやすいとされているキャラは優秀な置き技と飛び道具を持っている。+でヒット確認が容易な高火力コンボがあれば、勝ちやすいと思う。例えば、ベク変対応しなければならない投げコンボとかよりもギガファイアーに引っ掛けちゃえばいいみたいな猶予フレームが長い確定コンボを持ってると失敗しにくいから強いよね。よいルフレライフを。